奥祖谷観光周遊モノレール

世界最長のモノレールが木立の間をノンストップでゆっくりと走り抜ける
森の中は真夏でもひんやりと心地いい。今、予想を上回る人気を集めている。

奥祖谷観光周遊モノレールは、徳島県と高知県にまたがり剣山へと連なる山嶺(みうね)の中腹にある。標高790bにある駅を出発し、
1,380b地点まで上がり、ぐるっと回って戻って来る。全長4,6q、観光モノレールとしては世界最長と言われ、乗車時間も1時間10分と長い。
三好市が平成18年に整備したこのモノレールは、「森を縫うように走る」 と言う表現がぴったりだ。杉やシデ、ブナの林を2人乗りのモノライダーがのんびりと進んでいく 30分ほど走り、レールが大きく弧を描くあたりが最長付近。しばらくすると木々の間からは高峰、剣山の稜線も見えてくる。 
途中、湿地帯の近くで野生のシカに遭遇した。「それはニホンカモシカですよ。ここでは、7,8割の確率で野生動物に出会えます。」と運行スタッフの松本幹愛さん。ニホンカモシカの他、カモシカや、リス、タヌキも多く見かけるという。動物の通り道を妨げないようにと、レールは1・5b程度の高さを確保している。
 昨年の紅葉シーズンに引き続き、今年の5月の連休も順番待ちになるほどのにぎわい。モノレールは三好市東祖谷地区の新たな観光名所として定着しつつある。

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